今回はタミヤのYAMAHA XV1600 ロードスターカスタムを製作しました。
このキットにはギラギラに光ったメッキと光沢に落ち着きのあるメッキの2種類のメッキパーツが入っていましたが、サイドミラー部分を除いてすべてメッキを剥がし製作していきます。
メッキは適当に薄めた漂白剤にメッキパーツを浸けることで剥がしています。しかし一部メッキ保護用のクリア塗装されているものがあったので、シンナー風呂に浸けクリア塗装を剥がしたあと漂白剤でメッキを剥がしています。
エンジン周辺を製作
早速エンジン周辺を製作していきます。すべての金属色を塗装するパーツには下地としてクレオスのウイノーブラックを塗装しました。
クランクケースはタミヤのアルミシルバーを塗装。一部メタリックグレイの指示がありましたが、手持ちに塗料がなかったので、ガンメタリックで代用しています。ギラギラのメッキパーツの塗装にはクレオスのスーパークロームシルバー2を使用しています。この塗料はメッキほどではないですが、光沢感が強いので今回使用しています。
最近ではガイアノーツのプレミアムミラークロームやボーンペイントのボーンクローム、SHOW UPのハイパークロームAgなどもありますが、結構なお値段なので手が出せません。
フレームは合わせ目が気になったので合わせ目消しを行いガイアノーツのサーフェイサーEVO(グレー)を塗装後、ウイノーブラックで仕上げています。
エンジンを取り付けた写真がこちら。
ダンパーの製作
ダンパーはウイノーブラックの下地にクレオスのスーパーゴールド2を使用。一部オレンジ色に塗る必要があったので、ガイアノーツのエナメル塗料を調色し筆塗りしています。ロッドのメッキにはハセガワのミラーフィニッシュを使用しました。
リアタイヤ周辺を製作
ドライブベルトはウイノーブラックを下地に、アルミシルバーを塗装後、マスキングしガイアノーツのEx-フラットブラックを塗装しました。
スイングアームはパーティングラインが目立っていたので処理したあとサーフェイサー塗装後にウイノーブラックで仕上げています。
リアタイヤブレーキディスクはあらかじめ穴開けをし、ウイノーブラックで塗装後、タミヤのフラットアルミと、ガイアノーツのEx-シルバーで塗り分けを行っています。今回『D』ランナーに関しては、『E』ランナーのメッキと区別するためにEx-シルバーを使用しました。
ホイールはスーパークロームシルバー2で塗装しています。
タイヤはパーティングラインをペーパーで削ったあと、組み立てたホイールにはめ込みます。
完成したリアタイヤとスイングアームを組み立てた写真がこちら。
スイングアームをフレームに取り付けます。
外装パーツを製作
リアフェンダーとフューエルタンクは合わせ目があるので消したあとサーフェイサーで処理。ウイノーブラックを塗装したあと、EX-シルバーでラップ塗装。
その後、デカールを貼り、ウレタンクリアーを塗装しています。
塗装翌日研ぎ出しをしました。写真のようなデカールの段差等で平滑化されていない場所は#1000のヤスリで削ったあと番手を上げていき、その後コンパウンドで仕上げています。
コンパウンドはフィニッシャーズのコンパウンドと、ハセガワのセラミックコンパウンドを使用しました。
コンパウンド前後の写真です。後の方に黄色っぽい線が入っていますが、どうも照明が写り込んだようです。
マフラーを製作
マフラーは合わせ目を消したあとサーフェイサー、ウイノーブラックで下地を作り、スーパークロームシルバー2で塗装。焼き色としてガイアノーツのクリアブルー、クリアパープル、クリアレッド、クリアオレンジの順でグラデーションを作りました。
フロントタイヤ周辺はリア周辺と同様に製作、ハンドル等も塗装しました。
残りのパーツを作る
サイドステップやヘッドライト、テールランプを製作。サイドバッグやシートの一部にクロームシルバーの指示がありましたがここで問題発生。どこの店舗にもエナメル塗料のクロームシルバーがなく、どうやらメーカー欠品の模様・・・。調べてみると、タミヤのペイントマーカーが成分的に同じようなので、そちらを使用し塗装しています。
全てのパーツの塗装が終了したので、パーツを組み合わせて完成です。
いろいろな方向から写真を撮ってみました。
2022年の春頃から作り始めたのですが、仕事の休みの日に少しやっては中断し、また少しやるという亀よりのろい歩みだったので、出来上がったのが11月の半ば、それから写真を撮ったり整理したりしてようやくブログにアップできました。
進まなかった理由のひとつに「エナメルのクロムシルバー」が手に入らなかったというのもあります。←言い訳です。
2023年は兎年、ぴょんぴょんと進めていけるように頑張ります。でも「うさぎとかめ」ではうさぎは負けてますからねぇ…。
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