私の趣味のひとつにロードバイクがあります。長い距離の時は数百キロを何日かで走るのですが、仕事が忙しかったこともあり、今回は近場で写真を撮りながら走ることにしました。いわゆるポタリングです。
猪名川河川敷をのんびり走ってみる
猪名川は大阪府と兵庫県の境付近を流れる淀川水系の支流です。
関西にはいくつかサイクリングロードがありますが、猪名川のサイクリングコースは、サイクリングロードとして整備されているわけではなく、どちらかと言えば河川敷を走るといったほうがいいかもしれません。それでもロードバイクやクロスバイク、ママチャリなどに乗って走っている人も多くおられました。
今回走ったコースはこちらです。
赤い線が走ったコースになります。片道だと8km程度の短いコースです。今回は自動車に自転車を積み込んで目的地の駐車場についてから走り始めたので、着いたら再度駐車場まで戻る為、往復の距離になります。
スタート!
猪名川運動公園事務所横の駐車場に自動車を止めて、河川敷を南に向いて走ります。
走り始めてすぐに中国自動車道と国道176号線が見えます。そこを超えたら道が二股になっていますので右斜め下に降りて進みます。
暫くすると国道171号線、軍行橋が見えます。もう少し進むと、
なにこれ?!
道が川で分断されています。
看板に書いてあるように、この先の箕面川は天候により急に水が流れることや石がたまっているので危険だそうです。ということは今日は天候により水が流れている日なんですね。なので迂回します。
左を見ると短い坂があり、そこを登ると向こう岸に行けるようです。
坂を上ったら右に進みましょう。
橋を渡って箕面川を越えて進むと伊丹空港の滑走路が見えてきます。
せっかくなので飛行機が来るのを待ちました。
飛行機が好きなので、何度も航空マニアの聖地とも言われている千里川土手に行っているのですが、通常は南側から降りてきて北側に向かって飛んでいます。しかし天候か風向きかわかりませんが、なにかの条件で逆になることもあります。
普通に飛んでいるとすれば、この場所は滑走路の北端なので離陸する方向になります。しかしここへ来るまでに何機か飛行機を見ましたが、どうも北側から着陸しているようでした。ということはここにいたら着陸が見えるということですよね。
ワクワクしながら待っているとやってきました!
飛行機も見ることができましたし、次へ進みましょう(笑)
桑津橋を超えたあとの道が若干ガタガタしていますが気にせず走ります。そうすると
右に見える競馬場、左はビール工場
ではなく
右に見える競馬場、左は田能遺跡
です。
右に見える園田競馬場、そして
その少し手前の左には田能遺跡があります。
田能遺跡について
田能遺跡は自転車とは関係なく、今までに訪れたことのある場所です。
ここは兵庫県尼崎市田能から伊丹市岩屋にまたがる場所にある弥生時代の遺跡で、国の史跡に指定されています。
遺跡は東西約110m、南北120m以上の広さがあり、弥生時代に長期間にわたって生活していたため、柱の穴や排水溝などの沢山の遺構の他、木棺墓、土こう墓、壺・甕棺墓が発見され、木棺墓からは人骨も発見されています。
ここまでくると今日の折り返し地点、千里川との合流もすぐそこです。
手前に流れているのが千里川です。奥に流れているのが猪名川です。
さあ!戻りましょう!そして自動車を停めている駐車場を過ぎて北の端まで行ってみましょうか。
戻る時は写真も撮らず走っていただけだったので、なにやらあっという間に着いてしまいました。こんなに短かったっけという感じです。
たぶん、このまま進んで行けると思うのですが、一応の予定がここで終わりにするつもりだったのと、気温が35℃になるとのことで駐車場まで戻って帰ることにします。
駐車場はここ
猪名川運動公園管理事務所の横に、そこそこ大きい駐車場があります。料金は30分までは無料、2時間半までが200円、4時間半までが400円、8時間半までが600円、1日だと700円です。
朝10時過ぎに来て正午頃に帰ったのですが、来たときはまだ疎らに空きはありました。しかし帰るときになると、駐車場に入る自動車の列ができていました。
感想
今回のコースでは往復しても物足りないくらいの距離なので、ここから五月山まで登るか、そのまま武庫川サイクリングロードを走ってもいいかもしれません。
それと荷物を極力減らしたいと思い、iPhoneカメラで撮影しましたが、パソコンで確認するとあまり綺麗ではないですね。次回からはコンデジを持って行こうと思います。
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