今回はタミヤのGRスープラを製作していきます。カーモデル製作は今回が初めてになります。
タミヤのGRスープラを作る
まずはボディを処理していきますが、早速写真がありません。
ボディはフロントバンパーとリアバンパー、そしてトランクリッドに分割されており、説明書では塗装後組み立てる事になっていますが、不都合はなさそうなので先に組み立てを行いました。
フロントバンパーについてあるレーダー?部分は研ぎ出しの際に邪魔そうだし、且つダサいので削り落としています。
ボディのペーパー掛けは、今回必要なさそうでしたので省略しています。というのも、ヒケはなくパーティングラインも見当たらなかったからです。一部ドア部分にパーティングライン状の線はあったものの、トヨタのホームページで写真を確認したところ、おそらくパーティングラインではなくプレスラインであると判断したためです。ですので今回は給油口のカバー部分のスジ彫りを深くすることのみ行っております。
その後はスケ防止の為にボディ裏側を黒サフで吹いた後、表面はガイアノーツのアルティメットホワイトを使ってはみ出た黒サフをカバーした後、タミヤのピュアレッド(LP-7)で塗装を行いました。その後ガイアノーツのEXクリアーを数日に分けて6回ほど塗っています。
クリアーの乾燥を待つ間にシャシーと内装を製作していきます。
細かな金属色を塗るパーツはサフを吹かず、直接クレオスのウイノーブラックを塗って金属色の下地にし、その上からクレオスのスーパーチタン2で塗装をしています。セミグロスブラックで塗るグループはまとめて塗装を行ったほうが塗料の節約になるのでまとめて塗装することにしました。
シャシーの塗り分けは、非常に複雑かつ最終的にほとんど見えなくなる場所なのですが、頑張って塗り分けを行いました。シャシーは全体的に見るとセミグロスブラックとシルバーで塗装することになりますが、一部ボディカラーの指示になっていたので、まずは赤の下地としてガイアノーツのアルティメットホワイトを塗装した後にボディカラーのピュアレッドを塗装します。
ピュアレッドを塗装した部分をマスキングしてスーパーチタン2を塗装。チタン色部分を再度マスキングし、最後にセミグロスブラックを塗ってマスキングを剥がしました。はみ出しもなくきれいに塗装できています。なお、マスキングには極細マスキングテープとマスキングゾルを併用しマスキングしています。
次に足回りパーツも製作していきます。ブレーキはキャリパー部分が赤だったので、まず全体を赤に塗りキャリパー部分をマスキングをして、その後金属色の下地としてウイノーブラックを塗装し最終的にスーパーチタン2で塗装しました。
フロントサスペンションは塗り分けがあるので、ウイノーブラックを塗り残す部分をマスキングし、上からフラットアルミで塗装しました。その他のパーツも同様に塗り分けを行っています。
ホイールの塗り分けもあるので、マスキングテープとゾルでマスキングし塗装を行っています。
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内装ですが、全体をジャーマングレイで塗装した後、センタートンネルをセミグロスブラックで塗り分けています。
シート部分は全体をセミグロスブラックで塗装後、説明書では座面と背中部分はフラットブラックで指示されていましたが、アルカンターラシートなので色味が異なると考え、ジャーマングレイにブラックを少し足したもので塗装を行いクレオスのスーパースムースクリアーでつや消ししています。
ヘッドレストはボディカラーであるピュアレッドで指示されていますが、これも少し明るすぎると思ったためガイアノーツのローズディープレッドで塗り、シートと同様スーパースムースクリアーでつや消ししています。
ハンドルの赤部分に関しても同様にローズディープレッドで塗装しました。
これらを組み合わせた写真です。
1週間後の作業
1週間ほど経ったのでボディの研ぎ出しを行っていきます。2000番のペーパーで表面を整えたあと、ラプロスの6000番、8000番で磨きフィニッシャーズのコンパウンドのファインとミクロで磨きました。最終的にはハセガワのセラミックコンパウンドで仕上げました。
研ぎ出しの終わったボディにパーツを付けていきますが、フロントライト等の塗装がまだ終わっておりません。
ウィンドウはウィンドウマスクシールが付属していますので、しっかりとマスキングしてセミグロスブラックで塗装しました。リアガラスのデフロスター部分は塗料が入り込みやすいのでしっかりとマスキングする必要があります。
ヘッドライトの塗り分けはこのキット最大の難所でしょう。全体はセミグロスブラックですが、LEDライト部分はクリアを残す指示になっています。しかしパーツが小さすぎるのでマスキングは困難と考え、全体をセミグロスブラックで塗装後にシンナーに浸した綿棒で拭き取ることにしました。クリアパーツはシンナーが付くと多少曇ってしまいますが、ほとんど見えないパーツなのでそこまで気にする必要はないと思います。
なお拭き取るのが楽なエナメル塗料で塗装しても良いでしょうが、エナメル溶剤はシンナーよりもパーツを劣化させ曇らせてしまう恐れがあるので、やめておくのが無難だと思います。
テールランプもメッキ部分を残す指定があったので、同様に全体を塗装後シンナーで落としました。メッキパーツはシンナーで簡単に剥げてしますので、軽い力で塗装を落としていく必要があります。
これらで全てのパーツ塗装が終了したのでボディに接着して完成です。
GRスープラを作ってみた感想
初めてのカーモデルでしたが、比較的簡単に作れたような気がします。完成した写真がこれです。
今回はパーツもそれほど小さなものもなく、パーツ同士の合いも非常にいいので作りやすく2週間ほどで完成しました。
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